写真は完璧なのに、食べ方で「あれ?」と見られたら台無しです。アフタヌーンティーには、知っているだけで一目置かれる「順番」と「ルール」があります。本場の英国で学ばれてきたマナーを、いまSNSで人気の映えスポット情報と一緒にまとめました。

アフタヌーンティーとは?3段スタンドの正体

アフタヌーンティーとは、紅茶と一緒に「3段スタンド」で軽食とお菓子を楽しむ英国の習慣です。19世紀の英国貴族の女性が、夕食までの空腹をしのぐために始めたのが起源とされています。

3段スタンドは、下段がサンドイッチなどの軽食(セイボリー)、中段がスコーン、上段がケーキやタルトなどのスイーツ、という構成が基本。この段の並びには、ちゃんと「食べる順番」の意味が込められています。

食べる順番は「下から上」が正解

迷ったら下段から上段へ。サンドイッチなどのセイボリー → スコーン → 甘いスイーツの順でいただくのが基本です。

理由はシンプルで、塩気のあるものから甘いものへと進むと、味覚が自然に楽しめるから。最初にケーキを食べてしまうと、その後のサンドイッチが物足りなく感じてしまいます。スタンドの「下から上」は、味の流れがそのまま段になっていると覚えると簡単です。

内容

食べる順番

下段

サンドイッチなどの軽食(セイボリー)

① 最初

中段

スコーン

② 真ん中

上段

ケーキ・タルト(スイーツ)

③ 最後

スコーンの食べ方|フォークで刺すのはNG

スコーンは手で水平に2つに割るのが正解です。ナイフやフォークで刺して切るのはマナー違反とされています。

本場ではスコーンを「聖なる石」にたとえる言い回しがあり、フォークで突き刺すのは避けるべきとされてきました。割ったら、クロテッドクリームとジャムをのせて、ひと口ずつ手でいただきます。焼きたての熱々ではなく、クリームが溶けない「温かい」状態で出されるのが本場流です。

ちなみにクリームとジャムのどちらを先に塗るかは、英国でも地域でバトルがあります。クリームが先なら「デヴォンシャーウェイ」、ジャムが先なら「コーニッシュウェイ」。どちらが正しいかで今も決着がついていません。

ミルクは先?後?──実は「階級」の話

紅茶にミルクを入れるタイミングは、本場ではただの好みではなく「家柄の話」として語られてきました。伝統的に、紅茶を先に注いでからミルクを後に入れるのが上流階級のスタイルとされています。

理由は歴史にあります。かつて高価な磁器のカップを持てない人々は、熱い紅茶でカップが割れないよう先にミルクを入れていました。つまり「ミルクが先」は、もともと道具の事情から生まれた習慣だったのです。今は気にしすぎる必要はありませんが、知っているとお茶の時間の会話が一気に盛り上がる小ネタです。

今行くなら?急上昇のアフタヌーンティー

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よくある質問

Q. アフタヌーンティーは何から食べるのが正解?

A. 下段のサンドイッチなど軽食(セイボリー)から。スコーン→スイーツの順で、塩気から甘いものへ進むのが基本です。

Q. スコーンはどうやって食べる?

A. 手で水平に2つに割り、クリームとジャムをのせていただきます。フォークやナイフで刺して切るのは避けます。

Q. ミルクと紅茶はどっちが先?

A. 伝統的には紅茶が先、ミルクが後が上流のスタイルとされています。現代では好みで構いませんが、由来を知っていると会話のネタになります。

Q. 一人でも行ける?

A. 行けます。最近は一人で楽しむ人も増えており、予約時に「1名」で相談すれば対応してくれる店が多いです。

出典

[1] Googleトレンド(日本/2025年6月〜2026年6月、および直近の急上昇検索データ)